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364日のコンディショニング

36歳から毎年フルマラソンに参加し今年で13回目です。

42キロを走るということは身体にいいのでしょうか?

整形外科医の立場で考えるとフルマラソンを頻回にするのは100%身体に悪いと思います。周囲でマラソンを10年以上続けている方を見ていると「長く走ると腰が辛くなってきた」「今回のマラソンは鎮痛剤を途中で2回も飲んだ」という話をよく聞きます。

「健康のためなら死んでもいい」

これは絶対にあってはなりません。フルマラソンが身体に悪いのは体力が消耗した時に走り方が変わってくるのが原因です。本来使うべき筋肉が疲労のため使えず違う筋肉で代償して走るため関節や脊椎を痛めてしまうのです。

フルマラソンの後の筋肉痛は数日で改善しますが、関節痛やクビ、腰に長く痛みを感じる人は注意が必要です。健康のために始めたマラソンがあなたの健康寿命を短くしているかもしれません。

ゴルフやテニスのように同じ方向に体幹を捻る動作を繰り返すスポーツでも私たちの身体の一部にストレスが集中し、そこから来る痛みをかばうための代償動作がさらに関節や脊椎を変形させます。

大好きなスポーツを長期間続けるには関節や脊椎が故障する前に予防することです。優秀なパーソナルトレーナーはその人特有の動きの癖を見抜き代償動作を止め、本来使うべき筋肉をピンポイントに鍛えてくれます。

2015年12月13日ホノルルマラソンが終わりました。13年前4時間40分で完走してからたくさんのパーソナルトレーナー にコンディショニングをお願いし、今年も3時間台で走れる身体を維持しています。フルマラソンの翌朝5時、まだ薄暗いダイヤモンドヘッドを汗だくになりながら登頂し太平洋の彼方から日が昇る荘厳な光景を見た時、あらためてパーソナルトレーナーたちに今の健康を感謝しました。

来年のフルマラソンのために今日から364日のコンディショニングが始まります。

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マラソンの翌朝 ダイヤモンドヘッド頂上にて

 

この記事の著者:橋間 誠

橋間

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