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クールダウンの必要性

こんにちは、メディカルフィットネスMLFトレーナーの南方和美です。

血液は心臓の力によって全身に送り届けられますが、末梢まで届いた血液は心臓の力で心臓に戻ることはできません。
骨格筋が収縮すると、その中や周りにある静脈が圧迫され血液が押されるのです。
静脈の中には心臓の方向にだけ血液が流れるように弁が付いているため、骨格筋が発揮した圧力により血液は心臓の方向へ流れていきます。
静脈還流を維持するためには、骨格筋がリズミカルに収縮(縮まる)と弛緩(ゆるめる)を繰り返す必要があります。
この骨格筋の力で静脈還流が生じる現象を筋ポンプ作用というのです。

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激しい運動を行った直後に突然運動を止めると、心臓は多量に血液を送り続けているのに突然筋ポンプ作用がなくなった状態に陥り、末梢に血液が滞留して心臓に血液が十分量戻らなくなります。

その結果、脳貧血(低血圧)を起こしてめまいがしたり、ひどい時には失神を起こしたり心停止を起こしたりする可能性があるのです。

クールダウンの最大の目的は心拍がある程度低下するまで筋ポンプ作用を維持することなのです。
すなわち、すぐに運動をやめないこと。
徐々に強度を下げて最後は動的ストレッチを施しながら、全身の筋肉(特に使った筋)をケアします。
ウォーミングアップと同様、とても大切なことなのですよ。

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この記事の著者:南方 和美

南方

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