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大腰筋をトレーニングする意味。

こんにちは、メディカルフィットネスMLFトレーナーの南方和美です。

体力が低下した方が「筋バランス」を崩す部位の中に大腰筋があります。
この筋肉は脊柱起立筋群と同じ骨盤と脊柱に付着していて、基本的には脊柱を伸展位にさせる根源の筋肉であり骨盤を前傾させる筋肉です。

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大腰筋が筋バランスを崩すと脊柱の彎曲(背骨のS字カーブ)が崩れます。
すなわち不良姿勢になってしまうのです。また歩幅も小さくなります。
ご高齢者や体力が低下した方は大腰筋の弱化で丸い腰.背中(円背)になり「シャンとたちたい」と希望をおっしゃる方が多い。弱化しやすい筋肉に対してのコンディショニング必要性を感じる今日この頃です。

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身体の主要動作ポイントは4つに分けられ、頭頸部・肩甲帯・骨盤帯・足部で大腰筋は骨盤帯に属しますが、私は「骨盤帯と足部の動き」を大切に考えています。
何故なら「立つ」「座る」「歩く」に大きく関与するポイントだから。
わたしたちの身体は重心を移動することによって即座に歩行動作を開始できるように作られているのです。
だから、とくに意識しなくとも歩くときに自然に足が持ち上がるのです。
逆に、大腰筋の働きに問題が生ずると様々な不具合が生じます。
たとえば草むしりなどで長く前かがみ姿勢をとった後は曲がった腰が伸びにくくなります。これは腰をかがめることで長時間縮んだ状態におかれた大腰筋が元の長さに戻らないために起こる現象です。
デスクワークのあとで腰が伸びにくくなるのも同じ理由です。
高齢になって多くの方が背中の丸くなった円背姿勢になるのも、大腰筋の機能不全(伸びることも縮めることもできない)が作用しています。
長年にわたって前かがみの日常動作を繰り返すと次第に腰が伸びなくなり、その結果「脊柱」の関節が弾力性を失って生ずる姿勢です。

円背の方に対してはノルディックウォーキングやポールを使ったエクササイズは安全性が高く、大腰筋のよい良いトレーニングになります。
セッションでは積極的にノルディックウォーキングをお勧めしています。

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この記事の著者:南方 和美

南方

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