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糖尿病のシンポジウムに行ってきました。

日本では予備軍を含めると実に5人に1人が糖尿病と言われています。長期の寝たきりの多くの人が糖尿病を合併していることはご存知の通りです。

重症化しないと無症状のため糖尿病になっていることさえ知らずに生活されている方もたくさんおられます。

整形外科医の仕事で避けられないのは足の壊疽に対する切断の手術です。私が週1回外来診察をしている総合病院でも足の切断の手術がない週はほとんどありません。一つの病院でも年間50本の足が切断されていることになります。
この足の壊疽のほとんどの原因が「糖尿病」です。

生活習慣を変えることで改善することは誰もが知っていますが、人生の大半を送ってきた生活習慣を今日から変えましょうと言われてもなかなかできるものではありません。

私のクリニックの2階、3階はフィットネススタジオとなっており、糖尿病、脂肪肝など生活習慣病のためのダイエットコースをしています。
先日も他院でインスリンの自己注射を長期間されてきた患者さんがダイエットコースに入会され、今では20キロ近くの脂肪量が減量し、インスリンの自己注射も中止となり少量の内服治療のみでコントロールできるようになり、ご本人も大変満足されていました。低血糖の副作用を医師とトレーナーが注意し連絡を取り合い安全に内科疾患を治療できる環境を改めて嬉しく思いました。

新しい安全性の高い糖尿病薬を紹介するシンポジウムには全国から1000人以上の医師が東京のホテルの会場に集まり興味深く公演を聞いていましたが、「メディカルフィットネス以上の副作用の少ない安全な治療はない」と、新幹線で大阪へ向かいながら再確認しているところです。

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この記事の著者:橋間 誠

橋間

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