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変形性股関節症クライアント様の診察立ち会い。

ムーヴ・ライク・フローイングの特徴は診療所とフィットネスがオンラインでつながり、ドクターとトレーナーがいつでも情報を共有しあえることです。

例えば人工股関節の手術をされたクライアント様が現在どんな状態なのか?禁忌事項は何か?処方されている薬は何か?トレーニングをする上で気をつけなくてはならないことを私たちトレーナーはカルテを見ながら確認します。
そしてトレーナーは、どんなトレーニングをしたのか?関節や筋肉の状態・交わした会話の中で気になった点などを、カルテに書き込みドクターに申し送りします。

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フィットネスで管理しているカルテは、来館時にトレーニングされた内容をクライアント様ご自身が書き込み、それをスタッフがオンラインでドクターに申し送りする。
細かい作業ですが、皆様の健康をサポートする上でこの綿密さは大切だと考えます。

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急速に進んだ右股関節痛と腰痛で歩くこともままならない70代女性クライアント様。
「運動は大嫌い」が口癖で、痛みや不安があるにも関わらず運動療法という選択を拒否していました。
日に日に増す痛みに耐え切れずフィットネスを訪れたのは一ヶ月前。
股関節の屈曲拘縮が強くて伸展することができない。
腰は曲がり股関節に手を当てて足を引きずりながら来館する彼女に「レントゲンを撮って詳しい診断をしてもらってください」と説得し先日やっと撮影してもらいました。

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診察に立ち会わせていただきレントゲンを確認。
明らかな股関節OAにドクターは人工股関節という選択を提案しました。
大きな変形を生じた股関節を使い続けると代償動作があらゆる関節に出現する。近い未来で腰椎や膝関節まで変形し手術という状態になることは簡単に予想できます。
現在の人工股関節はとても優秀で、15年以上も快適に使い続けることができるそうです。

施しようもない状態でトレーニングを始める方がいます。
ご本人も我々トレーナーも「もっと早くに始めていたら」と思うのですが、結果を悔やんでも仕方ないこと。
いつまでも自分の足で歩きたいなら、もっとも安全な選択肢から選ばなくてはなりません。
クライアント様がオペという選択をしたら、その日にむけて股関節周囲や体幹の筋力を落とさないプログラムを組みトレーニングを重ねます。
オペの翌日から歩行のリハビリが始まるので、いい状態の筋力を保持することが大切。
三週間の入院生活が終了し運動できる状態になったらトレーニングを再開してもらいます。
新しく生まれ変わった関節周りの筋肉を再起動させ元気に動いてもらうことがトレーナーの仕事。

「痛みなく歩けるって幸せなことですね」
この言葉を聞ける日を楽しみにクライアント様に寄り添っていきたいと思います。

この記事の著者:南方 和美

南方

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