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過活動膀胱と骨盤底筋群エクササイズ

こんばんは、メディカルフィットネスMLFの南方和美です。

当フィットネスクラブでは「医師による医学的観点からみた講義とトレーナーによる運動療法」をパッケージにしたワークショップを年間に数回開催しており多くの方に参加いただいています。
去年の夏は〜過活動膀胱と骨盤底筋群エクササイズ〜をテーマにしたワークショップに、関東地方や中国地方、関西圏では京都・奈良といったご遠方から多くの方が足を運んでくださいました。

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メディアで盛んに取り上げられている過活動膀胱。
日本人40歳以上の尿失禁保有率はどれくらいかご存知ですか?
44%もいます。驚きでしょう!
では、その方々が運動療法と薬物で治る可能性は80%というエビデンスがあるのにも関わらず受診率はなんと10%未満という低さ。
尿路系に関する悩みを抱えながら誰にも話せず治療にもいかない人が多いことを数字が語っていますよね。
前回のワークショップは女性限定で「女性のための医学セミナー」と称し、誠医師による尿路の解剖学や頻尿の原因、尿失禁のメカニズムから過活動膀胱の現状、そして一般的に行われている運動療法、予防になる姿勢などの講義を45分。
その後、トレーナーの私が骨盤底筋群にターゲットに絞り45分間みっちり皆さんに動いてもらいました。

骨盤底筋を収縮する時に臀筋の力を使っては収縮低下すること知っていますか?
日本人はもともとが農耕民族で骨盤後傾位。なので骨盤を後ろに倒して臀筋(お尻の筋肉)を使おうとします。
ワークショップの時も仰向けの状態で「何も考えずにお尻の穴と膣を締めて」というと、ほぼ全員の参加者が骨盤後傾にして肛門と膣を締めていました。
後傾になるとお尻の穴が上を向くんです。
でもニュートラルで骨盤底筋群は鍛えるのがベストなので「お尻の穴を上に向けないで締めてみて」と言うと「締る感覚がわかりません」という多くの声が耳に届きました。

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骨盤底筋群の運動療法は特別なものではなく一般に広まっていますが、どれも「臀筋を使わず」というエクササイズではない。
*ただ締めて。
*ただ排尿をできるだけガマンして。

そんな指導です。でもこれじゃ正しいエクササイズとは言えない気がする。
運動指導をする私が考えるに「体幹」や「骨盤帯」の弱化が骨盤底筋群を緩める要因になっているのだと感じるので強化トレーニングの必要性の高い。

そして、それ以上に強く感じることが「男と女」の本能的な野生の欠如でしょうか。
草食男子・セックスレス、こんな言葉が多くのメディアから耳に入ってくる昨今。
それで本当にいいの?
神様は地球という美しい星を残すために人間を男性(雄)と女性(雌)にわけました。目的は子孫繁栄のためです。
ただ様々な事情で子どもを生めない方もいるので子孫繁栄と言い切るのもどうかな、とも思う。
一つだけ共通しているのは愛し合う男女がお互いを求め合いセックスするのは本能的で自然なこと。
その気持ちや行為が失われてきていることも過活動膀胱や骨盤底筋群のゆるみにつながっていると思うのです。

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このテーマは奥が深い。
数回にわけて骨盤底筋群を語りたいと思います。
乞うご期待!!

この記事の著者:南方 和美

南方

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